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長野北部の被災地に防犯カメラ 自警住民に疲労感 県警、来月10日まで

国道18号赤沼交差点の信号柱に設置された防犯カメラ(右)=11日午後2時27分、長野市赤沼国道18号赤沼交差点の信号柱に設置された防犯カメラ(右)=11日午後2時27分、長野市赤沼
 県警は11日、台風19号による浸水被害で避難している人が多い長野市北部地区の幹線道路の信号柱9カ所に、防犯カメラ計10台を設置した。12月10日までの期間限定。被災した住民に空き巣被害などへの警戒感が広がり、自警する住民の疲労感が強まっている。犯罪の予防と、事件捜査に活用する考えという。

 同市長沼、古里、豊野地区の国道18号や県道の交差点にある信号柱に取り付け、防犯カメラ作動を知らせる看板も掲げた。復旧の状況に応じて期間延長も検討する。

 県警生活安全企画課は、防犯カメラ設置に合わせて管理規定を作成。撮影映像の保存期間を定め、第三者への提供や目的外使用の禁止を盛り込んだとしている。道路を管理する国や県の他、市や周辺住民にも趣旨や活用の方法も含めて説明し、同意や理解を得たという。

 県警によると11日時点で被災地の長野、飯山、千曲市では屋外に置いてあった家財が盗まれる被害が4件あった。被災住宅を狙った侵入盗の被害は確認していない。県警は24時間態勢で被災地をパトロールしており、防犯カメラ設置でこうした警戒態勢を補うとしている。

(11月12日)

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