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「1」並び求め 飯田に殺到 令和元年(1)年11月11日×局番号11111

「1」が10個並んだ日付印が押された定額小為替の証書「1」が10個並んだ日付印が押された定額小為替の証書
 令和元(1)年11月11日と「1」が並んだ11日、飯田市丸山町の住宅街にある飯田風越(ふうえつ)郵便局に、為替証書を求める人たちが殺到した。日本郵便内で同局に割り振られている「取扱店番号」は「11111」。この日に手続きすれば証書に押される日付印に1が10個並ぶため、県内外から収集家らが訪れた。同局によると、普段の為替利用者は週2、3人だが、この日は1日だけで155人以上に上った。

 日本郵便信越支社(長野市)によると、取扱店番号の上2桁は長野県を表し、下3桁は県内で局ごとに割り振られている。飯田風越局は偶然1が並んだ。平成11年も11月11日に同様の混雑が起きたため、同局は同支社と対応を協議。普段は3人ほどの担当者を、飯田下伊那地域の郵便局に応援を依頼して計約25人に増員し、貯金・為替業務を扱う端末を2台に増やした。

 飯田風越局によると、一番乗りは千葉県の男性で、10日早朝に局前に並んだ。15番目の整理券を手にした同県木更津市の郵便局員辻理(おさむ)さん(29)は休暇を取って「11日朝5時半から並びました」。100円の定額小為替を2件利用し、日付印が押された証書をケースにしまい込み、うれしそうな表情だった。

 午後5時すぎ、窓口業務を終えた局長の井原宏幸さん(56)は「お祭りのような一日でした」。令和11年11月11日は窓口業務がない日曜日に当たり、マニアからは残念がる声も漏れていた。

(11月12日)

長野県のニュース(11月12日)