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千曲川堤防復旧 調査委員長「今回の流量に耐えられる河道を」

 台風19号豪雨による長野市穂保の千曲川の堤防決壊について調査する有識者委員会の大塚悟委員長(長岡技術科学大教授)は12日までに信濃毎日新聞の取材に応じ、堤防の本格復旧や対策について「基本は今回(台風19号)の流量に耐えられる河道を確保することになる」との認識を示した。河道を確保する例として河床掘削や堤防かさ上げ、堤防の位置変更を挙げた。

 委員会は国土交通省北陸地方整備局が設置。大塚氏は「まずどれだけの流量があったのか、計測記録を基にした検証が必要」と指摘。「対策は上下流の流量バランスに配慮する必要がある」とした。「破堤(決壊)地点の復旧とともに流域全体で対策を行う方法が必要」とも強調し、「流域全体の取り組みは中長期の対策になる」との考えを示した。

 同整備局によると、現場付近では10月13日午前0時55分に越水が始まり、同3時から5時半の間に決壊したとみられる。

(11月13日)

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