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ナガノパープルと県産エノキタケ 機能性表示食品の届け出受理

機能性表示食品の届け出が受理された県産のナガノパープルとエノキタケ機能性表示食品の届け出が受理された県産のナガノパープルとエノキタケ
 県と全農県本部(長野市)、信州大(本部・松本市)は12日、県が開発した独自品種のブドウ「ナガノパープル」と県産エノキタケについて、機能性表示食品の届け出が消費者庁に受理されたと発表した。ともに血圧を下げる機能があるとされる成分「GABA(ギャバ)」が含まれていることを表示して販売できる。県などによると、生鮮食品のブドウとキノコの受理はともに全国で初めて。

 機能性表示食品は、体にどのように良いか国の許可なく表示できる。全農県本部はそれぞれ「毎日グレープ(ナガノパープル)」、「長野県JA産えのきたけ」の商品名で販売。包装に「血圧が気になる方へ」などと記す。発売はナガノパープルが来年7月、エノキタケが今年12月の予定。機能性表示でブランド力を高め、販売増を目指す。

 信大が含有成分の分析を担い、全国農業協同組合連合会(JA全農)が届け出て10月に受理された。ナガノパープルは県果樹試験場(須坂市)が「巨峰」と皮ごと食べられる赤色大粒品種の「リザマート」を交配して育成し、2004年に品種登録。一方、県の2018年のエノキタケ生産量8万7940トンは都道府県別で1位だった。ともに県を代表する農産物だ。

 12日、県庁で記者会見した全農県本部の小林哲男本部長は「首都圏などの健康に関心が高い層をターゲットに販路を開拓したい」と話した。

(11月13日)

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