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遷座祭 暗闇の「神秘」 大町・仁科神明宮

暗闇の中、大きな白い布に覆われ仮殿から本殿に移されるご神体=16日午前0時26分、大町市の仁科神明宮(5秒間露光)暗闇の中、大きな白い布に覆われ仮殿から本殿に移されるご神体=16日午前0時26分、大町市の仁科神明宮(5秒間露光)
 大町市社の国宝「仁科神明宮」で行われている20年に一度の式年遷宮祭は2日目の16日未明、「ご神体」を仮殿から本殿に戻す遷座祭があった。同日夜には米グラミー賞受賞者で、大町市と米国を拠点に活動する喜多郎さん(66)のコンサートもあり、参拝者やファンが詰め掛けた。

 遷座祭は、本殿を修理する間、仮殿に移動したご神体を戻す儀式。神職と氏子が宝物を本殿に運んだ後、周囲は一斉に消灯。暗闇の中、ご神体は大きな白い布で覆われ、ゆっくりと本殿に運ばれた。初めて訪れたさいたま市の伊藤香世子さん(75)は「神秘的な儀式。見ることができてよかった」と笑顔だった。

 喜多郎さんのコンサートには多くの人が駆け付け、会場は入場制限が出るほどに。シンセサイザーの音色に合わせ周囲を彩るイルミネーションが変化し、社叢(しゃそう)は幻想的な雰囲気に包まれた。

(11月17日)

長野県のニュース(11月17日)