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ブラジル県人会60周年 副知事ら出席 260人祝う

在ブラジル県人会創立60周年記念式典であいさつする篠原オラシオ裕之会長(中央)=日本時間17日午後10時20分、ブラジル・サンパウロ市(本社 鈴木宏尚撮影)在ブラジル県人会創立60周年記念式典であいさつする篠原オラシオ裕之会長(中央)=日本時間17日午後10時20分、ブラジル・サンパウロ市(本社 鈴木宏尚撮影)
 【ブラジル・サンパウロ=本社鈴木宏尚】在ブラジル県人会は創立60周年を迎えたのを祝い、17日午前10時(日本時間同日午後10時)から、ブラジル・サンパウロ市の愛知県人会館で記念式典を開いた。移住世代に亡くなる人が相次ぎ、会員は減少の一途で、2世、3世を引き入れてきた。長野県にルーツを持つ約260人が節目の年を祝った。

 冒頭、両国の国歌と県歌「信濃の国」を斉唱。あいさつした篠原オラシオ裕之会長(67)=2世、パラナ州出身=は「日系人はブラジル社会で活躍しており、私たちは日本人の子孫であることを誇りに思う。先輩の皆さんに深い敬意を表します」と述べた。

 県からは、台風19号災害に対応中の阿部守一知事に代わり小岩正貴副知事が出席。「信濃の国」に触れ、「国境を超えて愛されている歌を誇らしく思う。若い世代にも引き継ぎ、歌われている雄大な自然を感じてほしい」と述べた。他に清沢英男県会議長、県町村会長の羽田健一郎・小県郡長和町長が出席した。

 小岩副知事は、県人会活動に貢献した4人と、80歳以上の高齢会員94人に表彰状を贈った。式典後、出席者の有志が長唄や日本舞踊を披露。若い世代の会員に県からの出席者も交ざり、松本市の盆踊り「松本ぼんぼん」を踊った。

 在ブラジル県人会は1959(昭和34)年11月の設立で、2019年9月末時点で225世帯が登録。本部はサンパウロ市にある。支部は、24(大正13)年に長野県の集団移住地が初めてつくられたサンパウロ州西部のミランドポリス市アリアンサ村などに8ある。

(11月18日)

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