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松本の祈りローマ法王へ 来日に合わせ都内へキャラバン

「希望の火」を囲んで平和を願う参加者たち「希望の火」を囲んで平和を願う参加者たち
 今月下旬に来日するローマ法王フランシスコに、平和への祈りを込めた「希望の火」を届けようと、原爆投下後に広島県から持ち帰った残り火などを運んでいるNPO法人「アースキャラバン」(京都市)が20日、松本市の教会や寺院を訪れた。松本教会には20人余が集まって祈り、火に平和への願いを込めた。

 キャラバンで運んでいる火は他に広島の「平和の灯(ともしび)」と長崎の「誓いの火」。一行は9月28日に長崎をスタート。主に自転車で各地を巡り、広島や愛知県などを経て19日に松本市入りした。今後、甲府市を経由し、ローマ法王の来日に合わせて東京に向かう。

 この日は参加者たちで平和を願う歌を歌ったり、希望の火を囲んで祈ったりした。キャラバンの一員で祖父母が広島市で被爆した本岡丈又(じょうま)さん(32)=京都市=は「過去も現在も戦争が絶えない。諦めずに希望を持って生きることが大事だということを伝えていきたい」と話していた。

 ローマ法王は、23日からの日本滞在中に被爆地の広島と長崎を訪れ、核兵器廃絶のメッセージを世界に向けて発信する。キャラバンが運んでいる火は、24日に長崎で、25日に東京都内でローマ法王が参加して行われるミサに届ける予定という。

(11月21日)

長野県のニュース(11月21日)