長野県のニュース

公立高新入試案 松本で考える会 教員・保護者から懸念の声

高校入試制度改革について議論する教員ら=30日、松本市高校入試制度改革について議論する教員ら=30日、松本市
 県内の教職員組合などでつくる「県の教育を考える会」は30日、県教委が9月に公表した公立高校の新しい入試制度の「第2次案」について考える集会を松本市内で開いた。中学、高校の教員や保護者ら約100人が参加。出席者からは「子どもたちを苦しめる制度にならないか」「生徒や教員、保護者の負担が増えることは明確」といった意見が出た。

 新たな入試制度案は2022年春に導入予定で、現在の中学1年生から対象。第2次案は、春に公表した第1次案に比べて各校の裁量範囲を縮小した。前期選抜で新たに学力検査を実施するほか、後期選抜では、学力検査を基本とする「一般選考」と、学力検査などで重視する教科などを各校が決められる「得意活用型選考」の2方式を設定。前期、後期とも「その他の検査」を行い、学校ごとに独自に面接や実技、小論文などを実施するとしている。

 小学6年の長女がいる長野市の宮本真奈美さんは集会で「中学校では伸び伸びと過ごしてほしいが、高校受験のための学校生活にならないか不安」と発言。飯田市旭ケ丘中学校で1年の担任をする吉沢寛之教諭(40)は「その他の検査」について「不安がないよう指導したいが、直前に志願変更があった時、細かく対応できるのか心配」と話した。

(12月1日)

長野県のニュース(12月1日)