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上田の刺傷事件 会社の同僚を逮捕 殺人未遂疑い

踊り場で事件があった階段の入り口=2日午前8時49分、上田市上田原踊り場で事件があった階段の入り口=2日午前8時49分、上田市上田原
 上田市上田原の集合住宅で1日夕に住人の会社員男性(30)が刺された事件で、上田署と県警捜査1課は2日、殺人未遂の疑いで、同市上田、会社員貝原直人容疑者(34)を緊急逮捕した。同署によると、1日午後11時半ごろ、同署に出頭した。男性は意識不明の重体。同署は認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は、1日午後5時55分ごろ、上田市上田原の集合住宅の1階階段踊り場で、男性の胸部付近を刃物のような物で刺して殺害しようとした疑い。現場の踊り場には凶器とみられる包丁が残されていた。男性は佐久市内の病院に搬送された。

 同署によると、容疑者は上田市内の会社に勤務しており、被害者の男性について「職場の同僚」と話している。職場や人間関係でトラブルの可能性も視野に入れて調べている。

 現場は千曲川左岸で、国道143号や上田電鉄別所線の南側に広がる住宅地。上田創造館や長池公園の北側にある。集合住宅は5階建ての賃貸住宅。

 現場から約1キロ離れた上田市南小学校は事件を受け、2日朝は保護者の付き添いか見守りで登校するように促す保護者向けメールを送信。容疑者逮捕の知らせを聞き、通常通りに変更するメールを送り直した。

 近くに住む70代女性は「事件を聞いて嫌だなと思っていたけれど、捕まって良かった」。近くの会社員男性(55)は「1日夕に警察官が聞き込みに来た。20年近く住んでいるが、静かな所でこんなことはなかった」と話していた。

 貝原容疑者の自宅は3階建てのマンションにある。近くに住む女性(79)は「どんな人が住んでいるのかよく知らない。特に近所でトラブルはなかった」と驚いていた。

(12月2日)

長野県のニュース(12月2日)