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松本市の待機児童数62人 10月1日時点 昨年同期比9人減

 松本市は2日、希望しても認可保育園に入れない待機児童数が10月1日時点で62人となり、昨年同時期より9人減ったと明らかにした。10月に始まった幼児教育・保育の無償化で、認可保育所などに通う3〜5歳児の保育料が原則無料になり、保育需要が高まって待機児童数が増加するのではないか―と懸念されていたが、市は現時点で影響はみられないとしている。

 待機児童はいずれも3歳未満児で、0歳児19人、1歳児27人、2歳児16人。市保育課によると、市内の3〜5歳児は無償化前にほぼ100%通園していたことから、新たな需要はほとんどなかった。少子化の影響により、3歳以上の通園者数自体が減少しているという。特定の園を希望しているなどの「潜在的待機児童」は昨年10月時点より6人少ない122人だった。

 今年4月1日時点の待機児童は36人、潜在的待機児童は85人。同課によると、例年4月以降徐々に入園申し込みが増え、9〜11月ごろに入園希望者数がピークになるという。

 市は待機児童対策として、2019〜21年度に正規保育士を27人増やす方針。嘱託保育士の離職を防ぐための処遇改善も進めている。市梓川東保育園の大規模改修により、今年4月に3歳未満児用のスペースを増やすハード整備も実施。今後について市保育課は「市立保育園の大規模改修の際、園内のレイアウトを変え、未満児を受け入れる枠を増やしていく必要がある」としている。

(12月3日)

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