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復興や生活再建誓う 堤防決壊3カ月 長野で被災者ら再会

復興イベントで再会し、避難生活など近況を報告し合う被災者たち=13日午前11時すぎ、長野市三才復興イベントで再会し、避難生活など近況を報告し合う被災者たち=13日午前11時すぎ、長野市三才
 台風19号に伴う長野市の千曲川堤防決壊から3カ月がたった13日、市内外のボランティアらによる実行委員会が、復興イベント「明日に向かって踏み出す集い」を同市三才の北部スポーツ・レクリエーションパークで開いた。かつて避難所だった会場で被災者やボランティアらが再会、復興や生活再建を誓い合った。

 同市長沼地区の太鼓グループ「長沼こまち太鼓」などが「頑張ろう。長野」の掛け声で力強い演奏を披露。民間アパートなどを借り上げる「みなし仮設住宅」で暮らすメンバーもおり、会長の浦野明子さん(57)は「皆で一緒に演奏できて良かった」と喜んだ。

 来場者同士がコーヒーを飲みながら交流するコーナーでは、豊野町豊野の近所3世帯が被災後初めて再会。避難生活や自宅改修などの近況を報告し合った。中山英一郎さん(82)と妻の幸子さん(81)は自宅が全壊し、昨年12月10日から市営住宅上松東団地内の建設型応急仮設住宅で暮らす。中山さんは「仮設住宅では人と話す機会が少なく(再会できて)良かった。前を向いていくしかない」と話した。

 一方、長沼地区住民自治協議会の役員ら13人はこの日、赤沼区公会堂で、千曲川氾濫で亡くなった2人を悼んで黙とう。同区副区長の西沢清文さん(65)は「住民が安心して住める環境をつくっていきたい」と決意を述べた。

(1月14日)

長野県のニュース(1月14日)