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教育実習生にセクハラ 小学校教諭を停職処分

 県教委は16日、教育実習生の女性にセクハラをしたとして、東信地域の小学校の男性教諭(51)を停職6カ月の懲戒処分にした。わいせつ行為による県内の教員の処分は2019年度で2件目。原山隆一教育長は記者会見で「教育公務員に対する信頼を著しく失墜させる行為。被害者や県民におわび申し上げたい」と謝罪した。

 義務教育課によると、男性教諭は昨年9月下旬、勤務していた小学校の運動会の慰労会に、自身が指導を担当していた教育実習生とともに参加。散会後、慰労会場から最寄り駅まで実習生を送る途中で、無理やり指を絡めて手をつないだり、道路脇に押して抱き締めたりした。

 実習生がその場で「セクハラ行為です」と指摘し、教諭は行為をやめた。見送った後、教諭はスマートフォンのメッセージアプリで「すみません、ちょっと調子に乗りました」などと実習生に送信した。慰労会の2日後、実習生が教頭に相談して発覚した。

 教諭は県教委の調査に「(女性に対する)恋愛感情はない。衝動的にした」と説明。「教育公務員として、社会人としての自覚が足りなかった」と話しているという。

 教育実習生に対する指導教員のセクハラが分かったのは初めて。県教委は16日、教育実習生に対するセクハラ行為の再発防止を徹底するよう市町村教委に通知した。

(1月17日)

長野県のニュース(1月17日)