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諏訪湖、波打つ「大寒」 「御神渡り」今後の冷え込み期待

諏訪湖の様子を観察する宮坂宮司(右から2人目)ら。湖面に氷はなく、波打っていた=20日午前6時55分、諏訪市豊田諏訪湖の様子を観察する宮坂宮司(右から2人目)ら。湖面に氷はなく、波打っていた=20日午前6時55分、諏訪市豊田
 二十四節気の一つで、1年のうち最も寒い日とされる「大寒」の20日、県内は平年よりも暖かな朝を迎えた。湖面を覆う氷が割れてせり上がる「御神渡(おみわた)り」の観察が行われている諏訪湖には氷が張らず、強い風で水面が波打っていた。氷点下10度以下の日が続くと出現するとされるが、諏訪の最低気温は平年を7.3度上回る1度で4月上旬並み。関係者らは今後の冷え込みに期待し、観察を続けるとしている。

 午前6時半すぎ、御神渡りの記録や認定を担う八剣(やつるぎ)神社(諏訪市)の宮坂清宮司(69)や氏子総代らが、諏訪市豊田の湖畔で気温と水温を測った。御神渡りが出現した18年2月は、大寒以降に冷え込みが強まり、宮坂宮司は「少なからずの期待を持って、2月3日の節分まで観察を続ける」と話した。

 長野地方気象台によると、20日の県内は各地で最低気温が2月下旬〜4月中旬並みとなった。南から暖かい空気が流れ込んだほか、雲が多く放射冷却の影響が少なかったという。21日朝の最低気温は飯田で1度、長野と松本で0度、諏訪で氷点下1度、軽井沢で同3度と予想している。

(1月20日)

長野県のニュース(1月20日)