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台風被災の長野で高額遺失届相次ぐ 長野中央署 500万円超3件、最高は1600万円

 昨年10月に台風19号による浸水被害のあった長野市で、500万円を超える現金をなくしたとする遺失届3件(総額3200万円)が長野中央署に寄せられていたことが23日、分かった。いずれも金庫などに保管していた現金が流され、このうち2件は見つかって持ち主に戻った。届け出額が最も多かった1600万円がなくなったとする1件は、一部は戻ったものの残りは今も見つかっていないという。

 県警会計課によると、1600万円が流失したとする1件は、自宅の金庫など複数の場所に現金を保管。届け出の後、所有者が金庫を発見し現金の一部は見つかった。

 ほかの2件は、ともに金庫にしまっていた1千万円と600万円。1千万円は別の人が金庫を見つけて拾得届を出したため所有者に戻った。600万円は所有者本人が金庫を見つけた。

 同課によると、県内で昨年1年間にあった遺失届は4万3188件で、前年を2642件下回った。塩尻署では「自宅からギリシャリクガメが逃げた」との届け出があり、今も見つかっていない。

 一方、拾得届は17万6196件で、前年から8325件増え過去最多を更新。商業施設や鉄道会社などからの届け出が多かったといい、県内22署で最多だったのは松本署の約4万件だった。

(1月24日)

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