長野県のニュース

SUWAロケット5号機打ち上げ「諏訪湖で」目標

スクリーンに映して公開したSUWA小型ロケットのエンジン燃焼実験=25日、下諏訪町スクリーンに映して公開したSUWA小型ロケットのエンジン燃焼実験=25日、下諏訪町
 諏訪地方6市町村や信州大工学部(長野市)による「SUWA小型ロケットプロジェクト」は25日、諏訪郡下諏訪町の実験場でロケットエンジンの燃焼実験を公開した。プロジェクトマネジャーで、信大工学部の中山昇准教授(49)は、開発中の5号機の打ち上げを地元の諏訪湖上で行いたい考えを明らかにした。時期は未定だが、地元関係団体などと協議し、許可が得られれば実施する意向だ。

 プロジェクトは2015年度に始まり、ロケットの打ち上げはこれまで秋田県能代市で行っていた。本年度は事業の最終年度で、中山マネジャーは「地元での打ち上げを望む声がある。事業に参加する諏訪地方の企業の技術力を伝える機会にもなる」とした。

 5号機は直径10センチ、長さ約2メートル。重さは10キロほどと想定している。諏訪湖上で打ち上げる場合は湖上に設ける台船で行い、最大到達高度は4号機の6分の1ほどの400〜500メートルに抑える。

 この日の燃焼実験では、中山マネジャーがエンジンの構造などについて解説。来場者たちは実験を行った場所とは別の部屋に集まり映像で観察した。大きな音を発しながら2秒ほど激しく燃焼すると「すごい」と声が漏れた。

 プロジェクトによると、5号機の完成は2月ごろを目指している。

(1月26日)

長野県のニュース(1月26日)