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復興へ 未来照らす光の道 長野市豊野にイルミネーション

青い明かりが通りを彩るイルミネーション=25日午後5時51分、長野市豊野町豊野青い明かりが通りを彩るイルミネーション=25日午後5時51分、長野市豊野町豊野
 昨年10月の台風19号で被災した長野市豊野地区の市道約1キロに25日、イルミネーションがともった。市商工会豊野支部青年部が、被災後に寂しくなった地域を元気にしたいと企画。青や白など約8万個の発光ダイオード(LED)の光が一帯を鮮やかに照らした。青年部長の斉藤元一郎さん(38)は「この明かりが復興の弾みになってほしい」と願った。

 「イルミネーション街道」と銘打ち、豊野地区の被災者交流拠点「まちの縁側ぬくぬく亭」の前を通る市道に電飾を取り付けた。25日は午前中から、青年部やボランティアなどの約50人が6時間ほどかけて街路樹約120本に丁寧に飾り付けた。

 午後5時半、ぬくぬく亭の前で点灯式があり、集まった大勢の住民らが10秒前から声をそろえてカウントダウン。周囲が輝きに包まれると、拍手と歓声が上がった。

 訪れた人たちにはおやきや豚汁が振る舞われた。地区内の住民は仮設住宅などに移って散り散りになり、復旧途中の被災事業所も多い。夫の事業所が被災した近くの佐藤あゆみさん(36)は「温かい気持ちになります」と見入っていた。3月末まで毎日夜に点灯する。

(1月26日)

長野県のニュース(1月26日)