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駒ヶ根市長 伊藤氏初当選 小松原氏に2137票差

初当選を果たし、万歳する伊藤祐三氏=26日午後10時8分、駒ケ根市赤穂初当選を果たし、万歳する伊藤祐三氏=26日午後10時8分、駒ケ根市赤穂
 無所属新人2氏が争った駒ケ根市長選は26日投開票され、元共同通信社論説委員の伊藤祐三氏(59)=福岡=が、元市議の小松原繁樹氏(61)=町四区=を2137票差で破り、初当選した。政党や団体の推薦を受けずに戦った伊藤氏が、3期目で引退する杉本幸治市長(70)の路線を引き継ぐとした小松原氏との競り合いを制した。

 伊藤氏は昨年8月、立候補を表明。高校時代の同級生を中心に「応援団」を設け、草の根の運動を展開した。

 全国で地域づくりの取り組みを取材した経験から市内外の意見を取り入れ、新たな工夫で市街地を活性化すると主張。地域でお金が回る仕組みを作り、借金財政を再建すると訴えた。ミニ集会などを重ねて知名度不足を克服。立憲民主党や共産党など野党支持層に浸透したほか、無党派層を引き寄せ、選挙戦後半で小松原氏を引き離した。

 小松原氏は昨年11月に立候補を表明。企業誘致などに加え、堅実な財政政策を掲げた。地元衆院議員や県議の各後援会が推薦。企業経営者や市議らの支援を受け、全市的に後援会を組織したものの、支持が広がらなかった。

 投票率は60・72%で、選挙戦になった2008年市長選を11・69ポイント下回り、市発足時の1954(昭和29)年の過去最低(67・33%)を更新した。

 元新2人が立候補した市議補選(欠員1)も同日投開票され、無所属元職の当選が決まった。

【市議補選当選者2面に】

(1月27日)

長野県のニュース(1月27日)