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あずさ午前中14本運休 県内広い範囲で雪に

雪が降り続ける中、店舗前を雪かきする女性=27日午後8時26分、富士見町富士見雪が降り続ける中、店舗前を雪かきする女性=27日午後8時26分、富士見町富士見 雪が降り続く南牧村の国道141号「市場坂」。トラックなどは速度を落としながら坂を上っていった=27日午後6時51分、南牧村海ノ口雪が降り続く南牧村の国道141号「市場坂」。トラックなどは速度を落としながら坂を上っていった=27日午後6時51分、南牧村海ノ口
 県内は28日にかけて広い範囲で雪が降り、大雪となる所があるとして、長野地方気象台は警戒を呼び掛けた。同日午後6時までの24時間降雪量は、大北地域の平地と佐久、諏訪、乗鞍上高地地域の多い所で30センチなどと予想。JR東日本は、主に松本―新宿間を結ぶ中央東線の特急あずさについて、同日始発から午前中の14本の運休を決めた。

 気象台によると、28日にかけて前線を伴った低気圧が発達しながら本州の南岸を東へ進み、関東甲信地方の上空に氷点下3度以下の寒気が流れ込む見込み。県の北部は28日未明から昼前まで、中部では同日未明から夕方まで大雪や路面の凍結などに警戒を求めている。南部も28日昼前まで同様に注意が必要という。

 雪の影響で27日午後7時半ごろ、諏訪郡下諏訪町の国道142号では2件のスリップ事故が発生。けが人はいなかったものの、小県郡長和町の新和田トンネル料金所までの区間約5キロが午後10時まで全面通行止めとなった。JR西日本は同日、強風の影響により大糸線の南小谷以北の区間で夕方以降の上下計7本を運休した。28日は始発から終日運休する。

 諏訪郡富士見町のJR富士見駅前では27日午後8時ごろ、1〜2センチほどの雪が積もった。近くの飲食店の女性従業員(70)は「本格的に積もるのは昨年末以来」と雪かきを急いだ。南佐久郡南牧村でも、一面に広がる畑を雪が覆った。松本市乗鞍高原では、菓子製造に携わる宮下祐介さん(33)が「雨が凍ってがちがちになったスキー場の状態が、この雪で元に戻ってほしい」と期待した。

 ほかに28日午後6時までの24時間降雪量は多い所で、上田地域と松本地域の聖高原周辺が25センチ、大北地域山沿いと松本地域(聖高原周辺を除く)が20センチ、長野、中野飯山、上伊那、木曽、下伊那地域が15センチと見込んでいる。

(1月28日)

長野県のニュース(1月28日)