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信大経法学部・中大法科大学院 法曹コース設置で連携

協定書に署名する山沖経法学部長(左)と小林法務研究科長=28日、松本市協定書に署名する山沖経法学部長(左)と小林法務研究科長=28日、松本市
 信州大経法学部(松本市)は28日、法曹(裁判官、検察官、弁護士)を養成する新制度「法曹コース」の4月からの設置に向け、中央大大学院法務研究科(法科大学院、東京)と連携協定を結んだ。新制度は学部で3年、法科大学院で2年学べば司法試験を受験でき、信大卒の学生を中央大法科大学院が受け入れる。近く文部科学省の認定を受ける予定で、経法学部総合法律学科の新2年生から新制度の対象となる。

 山沖義和・経法学部長と小林明彦・法務研究科長(長野市出身)が同日、信大松本キャンパスで協定書に調印した。

 司法試験の受験はこれまで原則として、学部で4年、法科大学院で2年学ぶ必要があった。法曹コースは大学と法科大学院のカリキュラムを接続し、学部段階から一貫した教育を提供。要件を満たせば、法科大学院在学中に司法試験を受けることができる。学生の時間的、経済的な負担を軽減し、法曹を目指しやすくなると期待されている。

 定員は毎年最大10人程度を想定。経法学部総合法律学科の学生が2年次に上がる際に成績優秀者を選抜する。中央大法科大学院は同学部を含め、複数の地方大と同様の協定を締結。法曹コース向けに筆記試験を課さずに学部での成績を重視する選抜を行う他、地方大出身者枠を設ける。

(1月29日)

長野県のニュース(1月29日)