長野県のニュース

大迫「自分の挑戦、後輩たちのために」 マラソン日本記録更新

東京マラソンから一夜明け、記者会見で話す大迫傑東京マラソンから一夜明け、記者会見で話す大迫傑
 1日の東京マラソンで自身の日本記録を更新して東京五輪代表が有力になった大迫傑(ナイキ・佐久長聖高―早大出)が一夜明けた2日、東京都内で取材に応じた。米国に拠点を置くなど、さまざまな挑戦で日本のマラソン界をけん引する存在に成長した28歳は「自分が挑戦することで、結果的に新しい道ができる。それを整えることが後輩たちのためになる」と言葉に力を込めた。

 レース内容については多くを語らなかったが、大会前に行ったケニアでの高地合宿に関しては「非常にいい練習相手に恵まれて今回の結果を後押ししてくれた。練習拠点のメインは米国だけど、それぞれの良い部分を生かしていきたい」と手応えを口にした。

 同じく取材に応じたピート・ジュリアンコーチは昨年9月の五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ」で3位に終わったことで「弱さを実感し、練習内容や練習場所を2人で見直すきっかけになった」と振り返った。

 大迫は来春をめどに自身が創設予定の大会についても触れ、「国内開催を想定し、日本人の限界に挑戦するという大きなコンセプトがある」と強調。後進の育成に関し、「僕がいい走りをすることがモチベーションにつながってほしい」としつつ「どうすればそこにたどり着けるのか、もっと上にたどり着けるのか。(指導する)スクールや大会(の開催)を通して考えている」と構想を語った。

 男子の最終選考レースとなる8日のびわ湖毎日マラソンで、日本記録が更新されなければ大迫が東京五輪代表に決まる。

(3月3日)

長野県のニュース(3月3日)