長野県のニュース

新型コロナ 県内5人目 感染経路不明

 県は25日、県内で5人目の新型コロナウイルス感染者と確認された70代男性の自宅は松本市、発症は9日で、それまでの約2週間は市内に滞在し、県外や海外の感染拡大地域は訪ねていなかったと明らかにした。これまでの4人と異なり、感染経路が推定できていない。市内に、県が把握できていない感染者がいる可能性がある。県は感染源を推定するため、男性が発症前2週間に立ち寄った先や接触した人を調べている。

 県は70代男性の感染が判明した24日、発症は19日と発表していた。その後の聞き取りで、9日時点で発熱や鼻水の症状があったことが分かったという。同日以降の外出は23日に医療機関を受診した時のみで、この間の濃厚接触者は別居の親族1人。この親族は25日のPCR検査で、ウイルスが検出されない陰性だった。県は男性の職業について「この事例では感染とは関係がない」と公表していない。

 松本市は25日、感染リスクが低いと判断した国宝の松本城や旧開智学校校舎など市有51施設の公開を再開したばかり。同日夕、70代男性が市内在住で発症前2週間は市内から出ていなかった―との県の発表を受け、26日以降の対応については再検討を始めた。

(3月26日)

長野県のニュース(3月26日)