長野県のニュース

長野市、台風災害対策本部を廃止 県も廃止 復興に移行

廃止を決めた長野市の台風19号災害対策本部会議=26日午前8時36分廃止を決めた長野市の台風19号災害対策本部会議=26日午前8時36分
 長野市は26日朝、昨年10月に大きな被害をもたらした台風19号の災害対策本部を廃止した。午前9時の廃止前に開いた災害対策本部会議で、本部長の加藤久雄市長は、被災から5カ月余がたったことを踏まえ「そろそろ(応急措置に)めどを付けて、昨年12月1日に設けた災害復興本部に移行したい」と述べた。

 県危機管理防災課によると、これで台風19号で設置された県内35市町村の災害対策本部は全て廃止された。これを受け、県は26日午前、台風災害の応急対策がおおむね完了したと判断して県の災害対策本部を廃止した。

 長野市災害対策本部は、台風が県内に最接近した昨年10月12日に設置。会議は被災後の初期対応や情報共有を目的に開き、この日で41回を数えた。市の部局長や県警などの担当者が出席し、加藤市長は同本部廃止後も丁寧な被災者支援を続けると強調。同様の災害が起きても対応できるよう関係部局に指示した。

 最後の会議では、市内の台風被害が今月19日時点で総額1108億9千万円に上ったと報告。被災家屋は2月29日時点で4074戸となり、1月31日時点から「半壊」が4戸増えた。被災者向けに生活支援情報を流すため、昨年11月に開設したFMラジオ局「臨時災害放送局」は今月31日で廃止するとした。

(3月26日)

長野県のニュース(3月26日)