長野県のニュース

選択的夫婦別姓オンライン勉強会 法制化求める上田の主婦ら

オンラインで開いた選択的夫婦別姓を考える勉強会で司会をする吉沢さんオンラインで開いた選択的夫婦別姓を考える勉強会で司会をする吉沢さん
 選択的夫婦別姓の法制化を求めている上田市の主婦吉沢茉帆さん(35)ら4人でつくる「選択的夫婦別姓・陳情アクション信州」が10日、オンライン勉強会を開いた。県内を中心に約60人が参加。県選出の衆院議員や県議、上田市議らも議論に加わった。

 法制化を求める陳情活動を呼び掛けている市民グループ「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」の事務局井田奈穂さん(東京)が「従来の夫婦同姓に加えて、別姓も選べる制度」と説明。夫婦別姓にするために選ぶ事実婚では、共同親権がないことや配偶者ビザを得られない問題がある―とした。

 参加者からは「呼ばれたい名前で生きる権利がある」「アイデンティティー(自己同一性)を失う」「もともとの姓で仕事をしてきたのでキャリア(経歴)が分断される」などの意見が出た。

 吉沢さんらは年度内に、法制化を国に働き掛けるよう求める陳情を県議会や上田市議会などに提出する考え。吉沢さんは「今後も2、3カ月に1回勉強会を開き、メンバーを増やしたり、活動を広めたりしたい」と話している。

 勉強会はビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使って開いた。

(5月11日)

長野県のニュース(5月11日)