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松枯れ対策の空中散布「中止」 松本市の新方針に市議の反対相次ぐ

 松本市は22日、松枯れ対策として四賀地区で予定したネオニコチノイド系薬剤の空中散布を中止するなどとする臥雲義尚市長の方針について、市議会経済地域委員協議会(8人)で説明した。市長が十分な効果が確認できていないなどとしたことに対し、議員側からは散布継続の地元要望などを踏まえ、反対意見が相次ぎ、全員協議会で再度協議すると確認した。

 市長はこの日の委員協議会で議員側の意見を聞き、最終判断する方針だった。市長は同協議会後の取材に対し、全協で自ら説明した上で最終判断すると明らかにした。委員協議会では担当部長らが出席して説明したが、市長は議員側から要請があれば委員協議会に出席する考えだったとした。

 議員からは「散布中止で被害が進む可能性がある。(薬剤の)樹幹注入を実施するまでに枯れたらどうするのか」などの声が上がった。一方、健康被害が科学的に立証できなくても、市長の慎重な姿勢は評価できるとの発言もあった。

 全協は来週中に開く予定。臥雲市長は取材に「私の方針を説明し、最大限の理解を頂けるよう尽くしたい」と話した。

(5月23日)

長野県のニュース(5月23日)

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