長野県のニュース

県内救急出動15%減 3・4月前年比 外出自粛影響か

 新型コロナウイルスの感染拡大で、3、4月の県内13消防本部・局の救急出動件数が前年より15・0%減ったことが22日、分かった。3月は10・3%減の6997件、4月は19・8%減の6125件=グラフ。外出自粛やマスク着用などの感染症対策が浸透し、事故に遭ったり急病になったりする人が減ったことが背景とみられる。岳北消防本部(飯山市)は4月に43・9%減だった。

 出動件数が最多の長野市消防局管内は1、2月は前年並み。3月も5・2%減の1445件だったが、市内で感染者が相次ぎ、飲食店などの休業が進んだ4月は23・5%減の1197件だった。

 4月は内容別には急病が21・4%減の806件、負傷が28・4%減の169件、交通事故は32・9%減の55件、労働災害は42・9%減の8件、運動競技中のけがは92・9%減の1件。市消防局警防課はスポーツ大会の中止や企業の休業、在宅勤務などに加え、歓送迎会の手控えで「急性アルコール中毒で運ばれる例も大幅に減った印象」とする。

 次いで出動が多い松本広域消防局(松本市)も3月は14・0%減の1268件、4月は21・9%減の1159件。4月は交通事故が特に減り、41・7%減の56件だった。

 3月は木曽広域消防本部(木曽郡木曽町)が28・1%減の87件で最も減り幅が大きかった。同本部は「観光客の入り込みが少なかったのも影響した」とみる。岳南広域消防本部(中野市)や北アルプス広域消防本部(大町市)も、管内のスキー場や観光地の入り込みが大幅に減ったことを要因とみている。

(5月23日)

長野県のニュース(5月23日)

日付で探す

ジャンルで探す

ニュースランキング
本日のTop10(6/4 04:00更新)