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ビアガーデンも変わる夏 県内各店 新型コロナ対策に知恵

席の間隔を空けて、乾杯!料理も小皿に盛り付けられている=5日午後6時すぎ、長野市のホテル信濃路席の間隔を空けて、乾杯!料理も小皿に盛り付けられている=5日午後6時すぎ、長野市のホテル信濃路
 開放的な雰囲気で冷えたグラスを傾けたくなる季節―。新型コロナウイルスが影を落とす中、県内のビアガーデンは、感染予防に工夫を凝らしつつ営業に踏み切る店、感染第2波を警戒して営業を見合わせる店とさまざまだ。

 長野市中御所のホテル信濃路はビアテラスの営業を3日から始めた。内部では「自粛した方がいいのではないか」との意見もあったというが、席数を減らし、大皿で料理を出すのをやめるなどして営業を決めたという。

 諏訪市の複合商業施設「くらすわ」も座席間隔を空けたり、ビールサーバーを各テーブルに置いたりして、例年通り7月20日〜8月30日に開くことにした。担当スタッフは「楽しみにしてくれるお客さまのためにも営業する」。

 同市のホテル紅やの屋上ビアガーデンは今月19日から毎週金土のプレオープンを経て7月10日〜8月30日に本格営業する。プレオープンは初の試みで「新型コロナの集客への影響を見極めたい」とする。客にはマスク着用を求め、席数も半数の約80席に抑える。

 松本市の松本駅近くのビル屋上でビアガーデンを開いてきた飲食チェーン「王滝」。近年は5月下旬にオープンさせてきたが今年は今月24日の予定で、ビュッフェ形式はやめ「間隔を空けて座ってもらうなどできる限りの対策を取る」。同市大手3の「たかぎ」も今後、予約状況を見ながら開く考えという。

 一方、長野市のJR長野駅ビルMIDORI長野は、駅ビル屋上のビアガーデンの中止を決めた。例年5月中旬から8月末まで営業するが、「第2波の恐れもあり、総合的に判断した」。例年7、8月にビアガーデンを営業する同市吉田「ながの東急ライフ」も今季は行わない予定で、担当者は「飛沫(ひまつ)感染などの対策が難しい」としている。

(6月7日)

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