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人出徐々に 警戒は緩めず 県外との往来緩和後 初の週末

2〜4階の階段にはフィルムで仕切りも=6日午後3時、松本市の松本城天守2〜4階の階段にはフィルムで仕切りも=6日午後3時、松本市の松本城天守 久々に参拝客でにぎわう善光寺仲見世通り=6日午後1時13分、長野市久々に参拝客でにぎわう善光寺仲見世通り=6日午後1時13分、長野市
 県境をまたぐ往来の自粛が緩和されて初の週末となった6日、天守公開を再開した松本城(松本市)や、本堂の内陣参拝や戒壇(かいだん)巡りを再開した善光寺(長野市)にもにぎわいが戻ってきた。県が求める「慎重な対応」に引き続き留意しつつ、首都圏や中京圏と信州とを結ぶ高速バスも運行を再開した。

 松本城天守は3月25日以来約2カ月ぶりの公開。人が擦れ違う2〜4階の階段に仕切りを設け、最上階の6階には人が密集しないよう一方通行の巡回路を作った。入場を制限した時間帯もあった。城が好きだという松本市明善小3年の加藤優真君(8)は「最高。火縄銃も見られた」。

 この日の来場者は619人。例年の5分の1程度だが、管理事務所の米山順一所長は「日常が戻りつつある。感染症対策に気を付けながら、徐々に観光客に戻ってきてほしい」と期待していた。

 善光寺の仲見世通りにも食べ歩きをしたり写真を撮ったりする観光客の姿が。土産物店を営む40代男性は「お客に来てもらわないとどうしようもない。これからは店もお客も感染防止に気を付けることが重要だ」と話していた。

 アルピコ交通(松本市)は4月中旬から運休していた高速バスの運行を販売席数を半数以下に減らすなどして再開。松本バスターミナルを午前8時20分に出発した新宿行きは全16席が埋まった。安曇野市の70代女性は出産間近の娘に会いに行くといい、「感染予防をしっかりしたい」。同社高速バス営業課の斉藤勇太さん(36)も「安心してもらえるよう対策を徹底したい」と気を引き締めた。

 長電バス(長野市)も長野―池袋間の運行を始めた。乗務員との飛沫(ひまつ)感染を防ぐため最前部の座席は販売せず、座席を区切る透明のカーテンも付けた。午前中に池袋に向かった2便の乗客はそれぞれ0人と4人。通常の土曜日はほぼ満席といい、予約受け付けの担当者は「まだまだ少ない感じ」と話していた。

(6月7日)

長野県のニュース(6月7日)

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