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浅間山 警戒レベル2に 「小規模噴火の可能性」

天狗温泉浅間山荘近くの登山口で噴火警戒レベルの看板を付け替える小諸市職員=25日午後3時すぎ天狗温泉浅間山荘近くの登山口で噴火警戒レベルの看板を付け替える小諸市職員=25日午後3時すぎ
 気象庁は25日、長野、群馬県境の浅間山の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に上げた。レベル2は昨年11月以来。今月20日ごろから火山性地震の増加に加えてマグマの蓄積が影響しているとみられる傾斜変動が続いており、「小規模な噴火の可能性がある」と判断したという。

 登山口が二つある小諸市はこれを受け、「火口から500メートル以内(登山は前掛(まえかけ)山まで)」としていた登山道の立ち入り禁止区域を「火口からおおむね2キロ圏内(賽(さい)の河原分岐点まで)」に拡大した。

 浅間山の火山性地震は今月20日ごろから目立ち始め、25日は午後8時時点で95回観測。気象庁火山課はさらに、山体西側での膨張を示す傾斜変動が20日ごろから継続しているとしてレベル変更を決めた。長野地方気象台の担当者は県庁で開かれた警戒連絡会議で、2015年6月に2回発生したごく小規模な噴火の時と噴火前の傾向が似ている―と説明した。

 浅間山は昨年8月に小規模噴火を2回起こし、1回目の噴火の際に噴火警戒レベルが1から3(入山規制)に上げられた。その後、11月に1に引き下げられていた。

(6月26日)

長野県のニュース(6月26日)