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木祖の国道19号に土砂 木曽川、氾濫危険水位に

流出した土砂の撤去作業で全面通行止めとなった国道19号=7日午後11時19分、木曽郡木祖村薮原流出した土砂の撤去作業で全面通行止めとなった国道19号=7日午後11時19分、木曽郡木祖村薮原
 梅雨前線の影響で県内は7日午後も県西部と南部を中心に各地で雨となった。夜になって木曽郡木曽町福島と上松町荻原、南木曽町読書の木曽川が氾濫危険水位に達するなどして、上松町は南上条地区の2世帯3人に避難指示。3人は町健康増進センターに避難した。同郡木祖村薮原の国道19号では路面へ土砂が流出し、午後11時50分に片側交互通行になるまで約3時間、全面通行止めとなった。

 県木曽建設事務所は7日夜、伊那、木曽両地方を結ぶ国道361号のうち、国道19号との交差点の神谷入り口(木曽郡木曽町日義)と、県道姥神奈良井線との交差点(塩尻市奈良井)の間で土砂流出を複数確認。午後9時から全面通行止めとした。

 上松町は7日夜、木曽川の水位上昇が見込まれるとし、諸原地区の13世帯28人に避難勧告。6日に143世帯363人に避難勧告した南木曽町は7日、木曽川の水位が下がったことなどからほぼ半数で解除したが、再び上昇する見込みとなったため、解除世帯に改めて勧告した。

 JR中央西線の特急しなのは8日も始発から上下計22本を運休する予定。

 長野地方気象台は、中野飯山地域を除く県内全域に大雨警報、木祖村を除く木曽郡5町村と岡谷市に洪水警報を出した。3日の降り始めから7日午後8時までの降水量は王滝村御嶽山732ミリ、阿智村浪合368ミリ、木曽福島341・5ミリなど。

 飯田市は7日夕、上村、南信濃両地区への避難勧告などを解除。同市上村では林道土砂崩落により2世帯3人が孤立していたが、市は同日中に土砂の撤去を終えた。

(7月8日)

長野県のニュース(7月8日)