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土砂災害38カ所 河川被害23カ所 県が大雨被害報告

 県は10日の県災害対策本部員会議で、6月末から7月上旬にかけての大雨で県が確認した土砂災害や河川被害の状況を報告した。土石流や崖崩れなどの土砂災害は10日正午までに38カ所で確認したが、人や家屋への被害はなかった。護岸が崩れるなどの河川被害は1日時点、飯田下伊那地域の23カ所で発生。2日以降の被害は川の水位が下がり次第調査するとし、被害はさらに増える可能性があるとしている。

 農業関係は、大雨で千曲川が増水し、中野市、飯山市、上高井郡小布施町の河川敷内の農地が冠水。モモやリンゴ、小麦、ズッキーニなどが水に漬かって出荷できなくなった。被害額は3526万円で、被害面積は59・2ヘクタール。県中部や南部の被害状況は土砂災害の恐れがあるため把握できておらず、今後の状況を見ながら調査する。

 林業関係では、上伊那、飯田下伊那地域を中心に21市町村の58カ所で山林の崩壊や土石流の被害を確認。両地域10市町村の55カ所で林道の路肩決壊やのり面崩壊などの被害があった。

 県は同会議で、県企業局管理の菅平ダム(上田市菅平高原)が今後の雨に備え、水位をあらかじめ下げる事前放流を8日に始めたと説明した。県によると、今回の大雨に伴い県内で事前放流を実施したダムは計14カ所となった。

(7月11日)

長野県のニュース(7月11日)

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