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県内、週末も大雨の恐れ 土砂災害に引き続き警戒

国道19号福島トンネルで発生した漏水=10日午後4時37分、木曽町国道19号福島トンネルで発生した漏水=10日午後4時37分、木曽町
 県内は11日、雷を伴う激しい雨が降る所がある見込みだ。長野地方気象台は10日午後9時半時点で伊那市、塩尻市楢川、木曽郡木曽町、上伊那郡宮田村に大雨警報を出している。地盤が緩んでおり、引き続き土砂災害への警戒を求めている。

 3日正午の降り始めから10日午後4時までの降水量は王滝村御嶽山978ミリ、阿智村浪合539・5ミリ、松本市上高地496ミリ、木曽福島446・5ミリなど。11日午後6時までの24時間降水量は多い所で南部120ミリ、中部100ミリ、北部80ミリの予想だ。

 JR中央西線は10日、早朝の特急と普通計2本が運休した。複数箇所で土砂流入した飯田線は10日も駒ケ根―長山(愛知県豊川市)間で終日運休。JR東海によると、再開には相当な日数がかかる。11日は天竜峡(飯田市)―長山間で運転を見合わせる。

 木曽町では国道19号福島トンネル内で漏水が見つかった。国土交通省飯田国道事務所(同)によると、以前から漏水する箇所で、トンネル崩落などの危険はない。

 県などによると、10日正午現在、飯田市と上伊那郡中川村の計6世帯11人が避難し、木曽町など10市町村の36棟が床下浸水。国道や県道36路線で通行規制が続いている。同町は11日から、砂ケ瀬地区で崩落した町道の迂回(うかい)路として近くの林道を整備する。

 県教委によると10日は2小学校、2中学校、10高校(うち私立2校)が休校。2高校が授業を短縮するなどした。

(7月11日)

長野県のニュース(7月11日)