長野県のニュース

県・市町村の偽サイトに注意 末尾異なる類似アドレスを第三者取得

 県と、県内の全77市町村のホームページ(HP)アドレスに類似したアドレスを第三者が取得していることが11日、県への取材で分かった。県情報政策課によると、今のところ類似アドレスを使った偽サイトは確認されていないが、作成された偽サイトにアクセスすることで個人情報が盗まれる恐れがある―と注意を促している。

 同課によると、県の本物のアドレスは「https://www.pref.nagano.lg.jp」。第三者が取得した類似アドレスは、末尾のドメイン(インターネット上の住所)が日本を示す「jp」ではなく、アフリカのガボンの「ga」、赤道ギニアの「gq」といった他の国・地域に割り当てられたものになっている。「cf」「tk」「ml」なども確認されているという。

 一般的に、偽サイトは本物のHPの内容を反映し、一見しただけでは見分けがつかない。画面上で誘導されて入力してしまうと、個人情報がだまし取られる恐れがある。今年に入って警察庁や首相官邸などの偽サイトが相次いで確認され、県内でも県信濃美術館東山魁夷館(長野市)の偽サイトが見つかっている。

 自治体のHPなどのセキュリティーを監視する「地方公共団体情報システム機構」から注意喚起があり、県が6月末時点で調べた。同機構は「偽サイトは個人情報を抜き取るフィッシング詐欺に使われるなど危険性が高い。見た目では分からないこともあり、正確なアドレスかどうか確認してほしい」としている。

(7月12日)

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