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北ア山小屋12軒 営業開始を17日に延期

 梅雨前線の影響により続く長雨を受け、北アルプス南部の山小屋25軒でつくる北ア山小屋友交会のうち、槍・穂高連峰周辺の12軒が営業開始を17日に延期することが13日、分かった。新型コロナウイルス感染症の影響を受けた今季は15日の営業開始で足並みをそろえていたが、上高地の歩道などが複数箇所で損傷。松本市などが対応するが14日以降も雨が予想され、復旧に時間がかかるとみている。

 17日に延ばしたのは横尾山荘、涸沢ヒュッテ、涸沢小屋、北穂高小屋、穂高岳山荘、槍沢ロッヂ、殺生ヒュッテ、ヒュッテ西岳、ヒュッテ大槍、槍ケ岳山荘、南岳小屋、西穂山荘。友交会のうち、岳沢小屋と徳本(とくごう)峠小屋は既に今月下旬への延期を決めている。

 同会会長で横尾山荘社長の山田直(ただし)さん(58)によると、上高地・小梨平から横尾までの歩道は土砂が流れ込んだり、冠水したりした場所があり「普通に歩ける状況でない」。槍・穂高連峰への登山者の多くが通るため、営業開始を延ばすことにしたという。「山小屋の経営は厳しさを増すが、早期の復旧を期待し、まずは安全にお客さんを呼べる時期を待ちたい」とする。

 上高地に続く国道158号の釜トンネル入り口近くでは、8日に大規模な土砂崩れが発生。県松本建設事務所は15日からの片側交互通行を目指し、復旧作業を続けている。

 松本市によると、小梨平―横尾間の梓川左岸の歩道や横尾、徳沢周辺の仮設道は市が費用負担し、土砂や倒木の撤去、流失箇所の復旧などをする。

(7月14日)

長野県のニュース(7月14日)

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