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高齢者「3密」回避強化 県専門家懇、感染防止策議論

 県は30日、新型コロナウイルス感染症対策について医師らの意見を聞く専門家懇談会を開いた。新型コロナに対応しながら社会経済活動を段階的に再開する独自のロードマップ(行程表)で、「新たな日常での活動定着期」と位置付ける8月1日以降の対応を議論。県は重症化するリスクが高い高齢者らに感染防止策の浸透を図る方針などを説明し、賛同を得た。

 県新型コロナウイルス感染症対策室によると、高齢者らには市町村と連携して、密閉、密集、密接の「3密」を避ける呼び掛けを強める方針。飲み会の場での感染拡大を防ぐため、感染防止対策を徹底する店舗を選ぶよう県民に呼び掛けることも検討しているとした。政府が風営法に基づく警察の立ち入り調査を感染防止対策の呼び掛けに活用する方針を示していることについて、同室は「今の時点で警察と具体的に話を進めているわけではない」とした。

 同室によると、県内で7月の新規感染者数が26人に達し、感染経路不明の割合が増えていることに関し、懇談会の委員から「市中感染の可能性がある」と指摘する意見もあった。

(7月31日)

長野県のニュース(7月31日)