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本をきっかけに生まれる交流 千曲市の商店街で古本市

「本の箱市」で、絵本を手にする子ども(左)「本の箱市」で、絵本を手にする子ども(左)
 千曲市のしなの鉄道屋代駅駅前商店街にある店舗「和かふぇよろづや」周辺で14日、初めての古本市「本の箱市」が開かれた。よろづやが2カ月に一度のペースで開いているフリーマーケット「楽市楽座」に合わせ、長野市市民協働サポートセンター職員の田中一樹さん(46)が本を通じた交流を生み出そうと企画した。

 長野市内で書店の店長を務めた経験がある田中さんは、本を中心とした街中のにぎわいづくりを目指していた。交流ブースがある飲食店よろづやを営む北村たづるさん(50)から、地域おこしの楽市楽座の取り組みを聞き、古本市を同時に開くことにした。

 事前の公募に応じた長野市と千曲市の市民4人が出店。辞書や小説、絵本などを木箱に詰め、よろづやなどの店先に並べた。出店者が立ち寄った子どもに絵本を読んで聞かせ、本の魅力を語る姿もみられた。

 田中さんは「本を通じた地域づくりや交流の可能性を感じた」と手応えを口にした。古本市は10月の楽市楽座に合わせて再び開く予定。

(8月15日)

長野県のニュース(8月15日)