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県内の夏山遭難大幅減 県警まとめ

 県警山岳安全対策課は1日、今年の夏山シーズン(7、8月)に県内の山岳で起きた遭難件数と遭難者数は47件・52人で、前年同期の99件・106人から大幅に減ったと発表した。遭難件数は少なくとも過去10年で最少という。同課は、新型コロナウイルスの感染拡大で高齢者を中心に登山を控えたことなどが影響したとみている。

 同課によると、死者は1人減の4人、負傷者は37人減の26人、行方不明者は4人減のゼロだった。年代別では40〜50代が24人で、60代以上の遭難者の20人を上回った。態様別では転倒や滑落が24件と半数以上を占めた。

 地域別では、北アルプスが前年比53件減の23件、八ケ岳が1件減の7件、中央アルプスは4件減の2件、南アルプスは前年と同じ3件だった。新型コロナの影響で山小屋の宿泊者が絞られ、特に北ア南部では地震が相次いで登山道が荒れたことが影響したとみられる。一方、里山など「その他山域」は6件増の12件で、同課は「新型コロナの影響で日帰りで行ける山を選ぶ人が増えたのかもしれない」としている。

(9月2日)

長野県のニュース(9月2日)