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木曽の姥神峠道路 来年度事業再開 県が方針

 県が2011年度に整備を「一時休止」と判断し、一部区間の事業化が止まっている木曽郡木曽町の国道361号姥神(うばがみ)峠道路について、来年度から未整備区間3・5キロの事業を再開する方針を固めたことが15日、分かった。今年の7月豪雨の影響で既存道路が通行止めとなっていることを受け、県は今後の災害に備え同道路の整備が必要と判断。27年度の完成を目指している。

 同道路は、権兵衛トンネルを含む地域高規格道路「伊那木曽連絡道路」の一部。県は02年度に未整備区間を事業化したが、既存道路でも一定の交通機能や安全性が保てると判断して11年度に一時休止とした。全8・1キロ区間のうち、伊那市寄りの4・6キロは開通済みだが、木曽町で国道19号とつながる残り3・5キロが未整備のままになっている。

 7月の大雨でのり面が崩れた影響で、既存道路は同12日から通行止めとなり、現在も復旧作業中。県は年内に仮設道路を完成させるとしているが、現在は県道姥神奈良井線で遠回りする必要がある。

 事業費は約130億円。県は県公共事業評価監視委員会の意見を踏まえ、事業化を決定する。県道路建設課は将来、機能強化や重点支援が実施される国の「重要物流道路」への指定を目指しており、「災害に強い道路にしたい」としている。

(9月16日)

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