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岡谷の絹でシトラスリボン 新型コロナ感染者らへの差別防げ

岡谷市内で作られた絹糸をよったひも(左)と、ひもを結んで作った「シトラスリボン」岡谷市内で作られた絹糸をよったひも(左)と、ひもを結んで作った「シトラスリボン」
 岡谷市は、新型コロナウイルスの感染者らへの差別や偏見を防ごうと愛媛県内の有志が始めた運動「シトラスリボンプロジェクト」に参加する。シトラスリボンは、同県特産のかんきつ類(シトラス)にちなんだ薄緑色で、三つの輪がある。同市は市内で作った絹糸を材料にしたひもを16日から市役所で無料配布。ひもをリボンに結ぶ作業を通じ、市民に差別や偏見をなくす意識を高めてもらう。

 三つの輪は地域、家庭、職場を表す。運動は全国各地に広まりつつあり、県内では上田市や塩尻市、青木村などの団体や個人が取り組んでいる。

 岡谷市は製糸業で栄えた特色を出すために、市立岡谷蚕糸博物館内で操業する宮坂製糸所が取った絹糸を使用。市秘書広報課の職員が絹糸をよって作った長さ30センチほどのひもを、16日から同課窓口で希望者に配ることにした。

 ひもでリボンを作る方法は、同日から行政チャンネル放送「シルキーチャンネル」で流す。同課は「リボンを見ることで、差別や偏見めいた気持ちを抱いてしまった時に立ち止まるきっかけにしてほしい」としている。問い合わせは同課(電話0266・23・4811)へ。

(9月16日)

長野県のニュース(9月16日)