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マイスターが教える御嶽山 王滝で講座 「御嶽崩れ」見学

御嶽山の崩壊地「御嶽崩れ」が見える場所で、火山マイスターの説明を聞く参加者御嶽山の崩壊地「御嶽崩れ」が見える場所で、火山マイスターの説明を聞く参加者
 「火山マイスターが教える御嶽山のひみつ」と題する講座が21日、王滝村で開かれた。2014年9月27日の御嶽山噴火災害を機に発足した御嶽山火山マイスターネットワークが、木曽郡内の親子向けに初めて企画。5家族14人が参加し、南側斜面にある山体崩壊地「御嶽崩れ」などを見学した。

 御嶽崩れは1984(昭和59)年の県西部地震で発生。断面にさまざまな色の地層が確認できる。参加者は田の原の駐車場から山道を1時間ほど歩いて崩落面を見渡せる場所に到着した。

 マイスターの立花裕美子さん(王滝村)はホットケーキを持参して何枚も重ね、山を表現。一部をスプーンで崩して地層の成り立ちを解説した。火山に登る時の注意として、「ヘルメットやゴーグル、ヘッドランプを持ち、逃げ込める小屋との位置関係を把握することが大事」と話した。

 大桑村大桑小3年吉田琴胡(ことこ)さん(8)は「(崩壊地を見て)怖いと思った。家でホットケーキを焼き、地層の成り立ちを確認したい」と話した。

 マイスターは噴火災害の経験や地域の文化を伝える人材として県が設けた資格。教員や山小屋経営者ら14人が認定されている。講座は22日にも開く。

(9月22日)

長野県のニュース(9月22日)