長野県のニュース

県内企業 女性の登用鈍化

 社内外から女性の人材登用を「進めている」とする県内企業が43・7%にとどまり、前年調査を12・3ポイント下回ったことが23日、帝国データバンク県内支店のまとめで分かった。比較データがある2016年以降で最低=グラフ。同社松本支店は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う業績悪化で、女性の雇用・登用の動きが鈍化していると分析している。

 女性登用を進めているとした企業を規模別にみると、大企業が48・7%、中小企業が42・9%、小規模企業が33・7%。女性の登用を「進めていない」と回答した企業は39・6%で、前年調査を8・6ポイント上回った。

 従業員に占める女性の割合は、平均27・1%で前年調査を0・4ポイント下回った。課長以上の管理職は8・1%で0・1ポイント減、役員は10・4%で0・6ポイント増だった。

 同社松本支店は「新型コロナの影響で、特に非正規社員の過剰感が高まり、女性の雇用に影響している。業績回復を優先するため、管理職の登用についてもスピードを緩めざるを得なくなっている」とみている。

 県内600社を対象に7月中下旬に調査し、293社(48・8%)が回答した。

(9月24日)

長野県のニュース(9月24日)