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見上げる傘、小さな幸せ 長野の美容院

店のテラスにつるされた色とりどりの傘店のテラスにつるされた色とりどりの傘
 長野市稲里町の美容院「APRIRE(アプリーレ)」のテラスの上空に色とりどりの傘がつるされ、通り掛かる人の目を引いている。新型コロナウイルスの感染拡大で地域の雰囲気が沈み込みがちな中、店主の三水芳信さん(59)が「小さな幸せになればいい」と発案。10月末ごろまで彩り続ける。

 店では雨の日、三水さんが入り口で傘を差して、帰る客を見送っている。雨が上がって傘をテラスに干していた時、その光景が「なんだかかわいらしい」と感じ、「アンブレラスカイ」と銘打った企画にした。

 傘の色は4種類。医療従事者への感謝を込めた青色に加え、それぞれ「癒やし」「愛」「朗らかさ」をイメージした緑、ピンク、オレンジ色の計41本を用意した。閉店後の夜間は店舗の外壁を照らすライトに傘がきらめき「昼とは違った幻想的な風景が楽しめます」と三水さん。

 来年以降は、東京五輪に合わせて5色を使うなど「時季に合わせた色使いを考えたい」と構想を温める。同様の動きが地域に広がることを期待しつつ「眺めて楽しんでくれたらうれしい」と話した。

(9月24日)

長野県のニュース(9月24日)