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県内遭難 半数が単独登山 4連休含む14~22日

 県内の山岳で4連休を含む14〜22日に20人が遭難し、うち少なくとも10人は単独登山で2人は亡くなり、1人は行方不明となったことが24日、県警山岳安全対策課のまとめで分かった。新型コロナウイルス感染対策で少人数での登山を勧められるが、同課は、初心者は経験豊富な人と登ってほしい―と求めている。

 20人を年代別で見ると、50代が5人で最も多く、20代は4人、30代、60代、70代が3人ずつで40代は2人。北アルプスや八ケ岳連峰で目立ち、19〜22日は半数に当たる10人が遭難した。単独登山以外では、1人が死亡した。

 15日には八ケ岳連峰・赤岳(2899メートル)に1人で登っていた横浜市の女性(71)が転落死。単独で入山していた新潟市の男性(70)は北ア・奥穂高岳(3190メートル)と前穂高岳(3090メートル)を結ぶ吊尾根で22日に滑落し、23日に死亡が確認された。

 県は感染拡大を受けて5月に発表した「お願い」で、登山中に体調を崩すと救助や医療体制に負担をかけるとし「十分に難易度を落とした山選び」を推奨。他の登山者との接触を極力避けるため、少人数登山も呼び掛けている。

 ただ、同課は「単独登山は手軽だが道迷いや滑落などの危険性に気付きにくい可能性もある」と指摘。経験者の同行を勧めている。

 今年、22日までに起きた山岳遭難は前年同期比4割余減の131件。死者は18人で、1人増えている。

(9月25日)

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