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長野赤十字病院で集団感染か 飯田では新たに1人

 長野市は30日、市内の60代男性2人と90代女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。長野赤十字病院(長野市)は同日、この3人と、26日に感染確認された市内の2人が同じ病棟の患者と医療従事者だと明らかにした。市保健所は、院内で集団感染があったとの見解を示した。県も30日、飯田市の20代会社員男性の感染を発表。県内の感染確認は計309人となった。7人が入院中で、重症者はいない。

 長野市保健所と同病院によると、新たに確認した3人のうち男性2人は26日に感染が分かった70代男性と4人部屋で同室。女性は同じ病棟に入院していた。いずれも軽症。

 26日に感染が分かった20代女性は医療従事者で、70代男性と対面接触があった。この男性が入院した9月8日から感染が分かった26日までの間にこの病棟に入院した患者は132人。うち感染を確認した4人を除き、現在入院中の35人は陰性を確認した。退院・転院した93人については85人と連絡を取り、これまでに35人の陰性を確認した。また、同じ期間にこの病棟で対応した医療従事者96人は、20代女性を除く95人が陰性だった。健康観察を続けている。

 同病院は、この病棟での新たな入院受け入れを停止し、必要な箇所を消毒。外来などの通常の診療は続けている。和田秀一院長は「一層の予防策を徹底する。必要な医療を地域に届ける役割を果たす」と話している。

 一方、県によると、飯田市の20代男性は27日にのどが痛くなり、29日に陽性が判明。軽症という。発症前2週間以内に1人で首都圏を訪問し、複数人で食事をしたという。

(10月1日)

長野県のニュース(10月1日)