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伊那のローメン異国との出会い タイ料理の香り強い「ホーリーバジル」活用

ホーリーバジルを入れたオリーブオイルを味見するメンバーらホーリーバジルを入れたオリーブオイルを味見するメンバーら
 伊那名物ローメンを通して交流する「伊那ローメンファン倶楽部」が、「ホーリーバジル」を使い、ローメンに合う油とドリンクを考案するプロジェクトを始めた。メニュー化に協力する店舗を探すとともに、住民に栽培を呼び掛ける計画。29日夜にはメンバーが伊那市内で試作した。

 今春開いたオンライン会議で、タイ料理で使うホーリーバジルが話題になったのがきっかけ。強い香りが特徴で、自律神経を整える効果があるとされる。新型コロナウイルス感染拡大でストレスを抱える人が増えた、と感じていた部長の自営業平沢正貴さん(47)=伊那市=らが自宅などで試しに栽培した。

 刻んだ葉をローメンに混ぜて味わった平沢さん。ローメンは蒸し麺と羊肉を使っており「癖が強い物同士、意外と合う」。年間を通して使えるよう、油に乾燥させた葉を漬けたり、ドリンクにすることを思い付いた。

 この日は、ごま油など3種類の油に葉を入れて加熱。飲み物では、葉をシナモンや砂糖などと一緒に煮て、炭酸水で割って飲むための原液を作った。今後も試作を重ねる。来年の実現が目標で、栽培した人には協力店舗で使える食券を配ることを検討。平沢さんは「食べて元気になり、育てて社会とのつながりを感じられる取り組みになるといい」と意気込んでいる。

(10月1日)

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