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信号機のない横断歩道 一時停止率 長野県が5年連続全国1位

 日本自動車連盟(JAF)は16日、長野県内の信号機のない横断歩道の一時停止率が72・4%で、調査を始めた2016年から5年連続で全国1位になったと発表した。ただ、今年の県内の歩行者事故のうち3割余は横断歩道上で起きており、県警は引き続き注意を呼び掛けている。

 JAF長野支部によると、調査は8月に県内2カ所の横断歩道で実施した。それぞれの横断歩道で支部職員が50回ずつ横断し、一時停止した車の割合を調べた。昨年の一時停止率より3・8ポイント上がった。全国平均は21・3%で、2位の兵庫県を15・3ポイント引き離した。

 県警交通企画課によると、今年9月末までの歩行者事故380件のうち横断歩道上は137件(36%)。塩尻市の県道では3月、60代女性が軽トラックにはねられて死亡。千曲市の市道では9月、女子高校生がライトバンにはねられ、意識不明の重体になった。

 県警は、横断歩道は歩行者優先で、歩行者がいた場合は必ず一時停止するよう呼び掛ける。一方、歩行者にも手を挙げるなどの意思表示を勧めている。同課は「引き続き啓発に取り組みたい」としている。

(10月17日)

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