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元検事総長ら反対意見書を提出 定年延長に「政権の意のまま」

 松尾邦弘元検事総長  松尾邦弘元検事総長  検察庁法改正案に反対する意見書を提出後、記者会見する松尾邦弘元検事総長。奥は清水勇男元最高検検事=15日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ(代表撮影)  検察庁法改正案に反対する意見書を提出後、記者会見する松尾邦弘元検事総長。奥は清水勇男元最高検検事=15日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ(代表撮影)
 松尾邦弘元検事総長(77)ら検察OBは15日、政府の判断で検察官の定年延長を可能とする検察庁法改正案に対し、「検察を弱体化して時の政権の意のままに動く組織にしようとしており看過できない」と反対する森雅子法相宛ての意見書を法務省に提出した。提出後に東京・霞が関で記者会見した松尾氏は「特定の検察官の定年延長ありきだ。今までにないことで大変危惧している」と話した。

 元検察トップが政府提出法案を公然と批判するのは極めて異例。意見書は田中角栄元首相を逮捕したロッキード事件の捜査に従事した経験を持つOBら14人の連名で、賛同者は増える見込み。

(5月15日20時55分)

社会(5月15日)