教えて!御柱祭(2) [Q]御柱は何本でどんな木?

下社山出しの出発地「棚木場」に並ぶモミの巨木=下諏訪町

 御柱祭ではたくさんの太い木を見ますが、柱は何本で、どんな木が御柱になるのですか。

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 諏訪大社は諏訪市の上社本宮(ほんみや)、茅野市の上社前宮(まえみや)、諏訪郡下諏訪町の下社春宮(はるみや)、下社秋宮(あきみや)と計4カ所にお宮があり、それぞれ四方に御柱を建てるため、計16本になります。

 御柱となるのは樹齢150年超とされるモミの巨木です。諏訪市教委などによると、御柱用材がモミに定まったのは明治期以降で、それ以前にはカラマツやスギなど別の樹種だったこともあるようです。今回、最も太い「本宮一」と「秋宮一」は、山にあった時の「目通り」(目の高さ)周囲が3・35メートル。直径約1メートル、重さ10トンほどもあると言われます。

 御柱用材は本来、上社側が茅野市の御小屋山(おこやさん)にある大社の社有林、下社側は下諏訪町の東俣国有林から切り出すのが習わしです。ただ、御小屋山の社有林は1959(昭和34)年の伊勢湾台風で大きな被害を受けて適齢期のモミが不足したため、上社側は98年以降、4回連続で別の場所から確保しています。今回は初めて、上伊那郡辰野町の横川国有林で伐採しました。

 上社、下社の氏子らは近年、将来の御柱祭を見据え、植林や山の手入れにも力を入れています。

(2016年1月13日掲載)

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