岡谷駅外観、製糸の街らしく 大祭前に改修工事終了

製糸業で栄えた歴史にちなみ、れんが造り風に改修された岡谷駅=15日

 JR東日本長野支社(長野市)が進めていた岡谷市の岡谷駅の外壁の改修工事が15日までに終わり、製糸業で栄えた歴史にちなんだ、れんが造り風の外観が姿を見せた。岡谷駅が昨年開業110周年を迎えたのに合わせた。諏訪大社御柱祭の観光客らにシルクの街の雰囲気を味わってもらう。

 市内に残る旧山一林組製糸事務所をモデルに、れんがと同じ素材のタイルを張って仕上げた。出入り口の上部には製糸工場の屋根をイメージした三角形の壁も取り付けた。コンコースの床を張り替えたほか、待合室に自動ドアも設置した。

 中村麻紀駅長(44)は「れんがならではの重厚感のある仕上がりになった」。21日から市とともに、駅前広場の舗装を張り替え、里曳(び)き前の4月下旬に完成させる。

 岡谷商工会議所などは関連イベントを行う。駅近くの童画館通り商店街で19〜27日に昔の駅周辺の写真を各店舗に飾る。19日は岡谷駅や商店街などを巡るスタンプラリーを開き、昔の列車で使われたお茶の容器「汽車土瓶」の復刻版を抽選で30人に贈る。

(2016年3月16日掲載)

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