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 木曽郡木曽町は今年、7月1日〜10月上旬に御嶽山山頂部までの登山道の規制を解除する方針を固めた。2014年9月の噴火災害以降、町は山頂部の入山を規制していたが、昨年9月に初めて13日間だけ解除。噴火災害から5年となる今年は解除期間を延長する。長野、岐阜両県や周辺市町村などでつくる御嶽山火山防災協議会の構成団体に意見を聴いた上で、最終的に決定するという。

 昨年は、御嶽頂上山荘の跡地にシェルター(退避壕(たいひごう))を設けるなど安全対策が整うのを待って解除した。今年は、山頂付近の山小屋が例年、営業を始める7月初めに木曽町側の登山道の規制を解除したい考えだ。昨秋建て替えが終わった町所有の「二ノ池山荘」の指定管理者となった二ノ池山荘合同会社にも、7月1日の営業開始を目指してもらう意向だ。

 気象庁は17年8月に噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)に引き下げた。木曽町、同郡王滝村、岐阜県下呂市は火口からおおむね1キロ圏内の入山規制を続けてきたが、木曽町は昨年9月26日〜10月8日に黒沢口登山道の規制を解除。最終日の御岳ロープウェイ利用者は、噴火後最多となる約1900人に上った。

2019年1月 5日掲載

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