最新記事

宿泊客に応対する高岡さん(右)

 御嶽山の二ノ池近くにあり、2014年9月の御嶽山噴火以降、休業していた山小屋「二の池新館」が、「二の池ヒュッテ」の新名称で、「山の日」の11日、営業を再開した。新オーナーの高岡ゆりさん(45)が登山者を出迎えた。

 山小屋は、噴火で大きな被害は出なかったが、前オーナーが高齢で譲渡先を探しているとの新聞記事を見て、奥秩父の山小屋で働いた経験のある高岡さんが応募した。

 この日は、5組の8人が宿泊。東京都国分寺市から娘2人と来た村原町子さん(57)は「女性が覚悟を決めてやることを応援したい」と話した。

 当面、個室6部屋、30人程度の宿泊を受ける。「看板を掛けている時に涙が出てきた。大事なのはこれから」と高岡さん。14年の噴火で、直径20センチほどの噴石が屋根を突き破った部屋はそのままにし、当時を伝えている。

2018年8月12日掲載

新着記事