TOP2014年10月行方不明者家族ら、ヘリで上空に 硬い表情、疲れの色濃く
行方不明者の関係者を乗せ、御嶽山に向かって飛び立つ自衛隊の大型輸送ヘリ=16日午前11時50分、王滝村の松原スポーツ公園

 御嶽山で行方不明になっている登山者の帰りを木曽郡木曽町などで待ち続けている家族らが16日、自衛隊ヘリコプターに乗り込んで初めて上空から山頂付近の様子を見た。ヘリに乗り込む前はどの人の表情も硬く、疲れの色が濃かった。

 木曽町での待機場所となっている旧帝室林野局木曽支局庁舎には、午前10時ごろから車の出入りが相次ぎ、家族らは数台に分乗して同郡王滝村の村保健福祉センターに向かった。同センターには、午前10時45分ごろに加藤さゆり副知事が到着。家族らを出迎えた。

 家族らは同センターで30分ほど待機した後、ヘリの離着陸場となっている王滝村の松原スポーツ公園内にある野球場へ。不安そうな表情の人もいた。家族が乗り込んだ自衛隊ヘリは午前11時50分、御嶽山上空へ向けて飛び立った。

 この日の御嶽山周辺は晴れ。家族らが上空から山頂付近を見たのは30分ほどで、ヘリは午後0時31分に野球場に着陸。降り立った家族らにはマスクを着けた人もおり、表情をうかがうことはできなかった。

2014年10月16日掲載